今年はロンドンのクリスマスマーケットにも足を運んでみました。
ハイド・パーク(Hyde Park)を会場に、「Winter Wonderland(ウィンター・ワンダーランド)」という名で開かれていました。本場ドイツのクリスマスマーケットとは少し趣が異なり、商業色がかなり前面に押し出されていたような気がします。
例えばこの左の写真、これはこのクリスマスマーケットの中心部に建っていたものですが、見たまんま、お化け屋敷です。どちらかといえばこのような遊園地的アトラクションの方が屋台より多かったのです。元来ドイツのようなクリスマスマーケットを開く文化がなかったところに持ち込んだのでそれ程確固たるこだわりなく、一方で高いと思われるハイド・パーク内の会場賃借料も賄わなければなかったので、コマーシャルに傾倒したというところでしょうか。ただ、子供たちは大喜び。どのアトラクションも大いに賑わっていたのでした。
一方、食べ物の屋台はドイツ風のものが多かったように思います。こちらはGerman Sausage、その名のとおりドイツ風ソーセージで、まさに本場のそれを模倣しています。焼き方があまり上手そうに見えず、手を出しませんでしたが、お味は気になるところです。ちゃんとそこまで真似できているのでしょうか。
その他、スパイスを入れた温かい赤ワイン、グリューワイン(Glühwein)の屋台もたくさん出ていました。温かいアルコールなくしてクリスマスマーケットが成立しないのは万国共通なのでしょう。
何はともあれ、ロンドンの冬にはこのようなアトラクションがあることを3年目にして初めて知りました。クリスマス気分は十分に味わえます!
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